JavaScriptを有効にしてご覧ください。

にきび

にきびのアイコン

にきびとは

にきびの原因

にきびの発症には、皮脂が過剰に分泌刺されること、角質が厚くなって毛穴がつまってしまうこと、アクネ菌が増殖して炎症をおこすことが関係しています。
にきびは、皮脂が多すぎたり、毛穴の出口がつまったりすることで、毛穴の外に皮脂が出られずにたまってしまうことから始まります。
この状態を「コメド(面ぽう)」(白にきびや黒にきび)と呼びます。コメドの内側は、アクネ菌にとって発育に適した環境になっているので、コメドの中で菌はどんどん増えていきます。増えすぎた菌に対抗するために 炎症を起こすためにきびは赤く腫れたり膿がたまっていきます。炎症が長引くと痕が残ってしまうケースもあります。

にきびのイメージ

たかがにきびと軽く考えられがちで、専用化粧品で治すものと思われている患者さんも多くいらっしゃいますが、
にきびは保険の治療ができる病気です。

当院での治療

当院では日本皮膚科学会ざ瘡治療ガイドラインにそった治療を行っております。

  • 治療方法

    毛穴に詰まった皮脂を取り除くことと、原因菌であるアクネ菌に対する治療で、主にぬり薬と飲み薬で治療を行っていきます。
    そのほかの治療方法として、面ぽう圧出療法(専用の器具で毛穴に詰まった皮脂を押し出す処置)、ケミカルピーリング(古い角質や毛穴汚れを優しく取り除く治療)、オムニラックス(にきびの炎症を抑える光線治療)も行っています。

    オムニラックス

にきびが治るまでの期間

にきびは数日で治るものと思って受診される患者さんもいらっしゃいますが、短期間で治るものではありません。塗り薬を始めて1か月くらいでにきびの数が減りはじめ、3か月から場合によっては1年以上かけて徐々ににきびのないつるつるの肌になっていきます。このことをご理解いただいたうえで根気強く治療を行っていく必要があります。

にきびは偏った食事やストレス、スキンケア不足などの日常生活上の原因で発症したり、悪化したりすることもあります。そのため、皮膚科での治療だけでなく同時にセルフケアも重要です。また、症状がよくなってきたからといって途中で治療をやめると、再発してしまうこともあります。治療を受ける場合には、医師から説明されたセルフケアの内容をしっかりと実施するとともに、自己判断で治療をやめてしまうことのないようにしましょう。

にきびが治るまでの期間のイメージ

ぬり薬や飲み薬、面ぽう圧出療法は保険適用となり、3割負担で治療を受けることができます。治療期間には個人差があり、
1年以上の治療が必要な場合もありますが、その場合でも毎月の通院回数は1~2回程度です。

毛穴の詰まりを取り除くケミカルピーリング、にきびの炎症を抑えるオムニラックスは自費治療となります。

参考リンク

ニキビにお悩みの方へ

トップへ