JavaScriptを有効にしてご覧ください。

うおのめ・タコ

うおのめ・タコのアイコン

うおのめ・タコとは

うおのめもタコも、どこかの皮膚の一部が慢性の刺激を受けて角質層が厚くなる病気です。

タコは刺激を受けた辺り全体の皮膚が少し黄色味を帯びて、厚く硬くなって盛り上がってきます。足の裏に多いですが、手指のペンだこ、正座をよくする人は足の甲に座りだこなど、慢性的な刺激があるところにできます。通常痛みはありません。

一方うおのめは、通常大人の足の裏などにできます。直径5~7mm程の硬い皮膚病変で、中心に魚の眼のような芯が見えるのでうおのめと呼ばれます。芯のところは角質が厚くなり、真皮に向かってくさび状に食い込んでいっているため、歩いて荷重がかかるたびに神経を圧迫して痛みを生じます。

うおのめ・タコのイメージ

うおのめ・タコの原因

サイズが合わない靴を履き続けたり、外反母趾など足の骨格のバランスが悪い場合、足の裏や指の特定の場所に荷重がかかってその部分の角質が分厚くなって発生します。
ハイヒールを履いていると足指の付け根にタコができます。

うおのめ・タコのイメージ

当院での治療

  • 削り処置

    角質が厚くなっている部分をグラインダーという機械をもちいて削ります。
    対症療法なので、しばらくたつとまたできてくる場合が多いです。

  • 貼り薬

    サリチル酸の貼り薬(スピール膏)を数日貼りっぱなしにして、角質を柔らかくさせ、その部分を取っていくことで治療します。

  • その他

    足の裏の荷重のバランスが悪い場合、バランスを整える中敷きなどを用いると症状が改善する場合もあります。

トップへ