おむつをあてている部分が炎症をおこして赤くただれるのが「おむつかぶれ」です。
おしっこやうんちに含まれる成分の刺激と、おむつと皮膚がこすれる刺激が原因でおこります。
尿の回数が多く便がやわらかい低月齢の赤ちゃんに多く、おむつの中が蒸れやすい夏場や下痢のときも要注意です。
おむつかぶれとは
スキンケアのポイント
こまめにおむつを取り替えましょう。おしりふきでごしごしすると刺激になってしまうので、シャワーでおしりを洗うのがおすすめです（100均で売っているシャワーボトルでもOKです）。出かけ先などでおしりが洗えないときは、ぬるま湯でぬらしたガーゼでふいてあげましょう。おむつはおしりが完全に乾いてからつけましょう。
洗浄後はワセリンを厚めにぬっておしっこやうんちをはじくようにするのもよいでしょう。
当院での治療
上記のようなスキンケアで改善しないときは受診してください。
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治療方法
短期間ステロイドの外用剤をつかったり、うんちやおしっこをはじく効果のあるお薬で治療します。
おむつかぶれに似た症状で、皮膚カンジダ症というカビ菌の感染症の場合もあるので、疑わしい場合は顕微鏡でカビの菌の有無を確認します。
カビが確認されれば抗真菌剤の外用薬で治療します。
